つなぐつくるプロジェクトでは,「みぬま」という地域のことをもっと深く知りたいと,さまざまな文献や史跡の学習もすすめています.このコラムでは,知れば知るほど奥が深いみぬまのことをプロジェクトメンバーが皆さんにご紹介していきます.お楽しみに♪

街並みから歴史に思いを馳せて~その3
その2からの続き
南部領辻では,御成道からそれて鷲神社へ行ってみました.「辻の獅子舞」(さいたま市指定無形民俗文化財)が奉納される神社です.地図を見ると細い道がくねくねとつながっていてたどり着けるか不安でしたが,予想のとおり行き止まり...続きを読む

街並みから歴史に思いを馳せて~その2
その1からの続き
武州鉄道は昭和の初期に蓮田~川口間を走っていた「幻の武州鉄道」と称される鉄道です.1910(明治45)年に,武州鉄道の前身である中央軽便電気鉄道が川口~岩槻間の敷設免許を受けたものの,第一次世界大戦の勃発や不況,資金...続きを読む

街並みから歴史に思いを馳せて~その1
今回は,さいたま市内の日光(にっこう)御成道(おなりみち)とその周辺を訪ねます.まずは緑区の大門から北上して中野田のあたりまで.
日光御成道は江戸時代,徳川将軍が日光東照宮へ参詣するときに使った道です(図の赤い線).本郷追分で中山道と...続きを読む

自然と向き合い暮らしを築いてきた人々~3
~その2からのつづき
馴染みある通りの傍に
463号を過ぎて三室付近を通り,産業道路を渡って上木崎の赤山通り商店街が,あるらしいのですが…….
「よみさんぽ」編集委員から教わった,タウン誌「浦和」1979年8月号(No.1...続きを読む

自然と向き合い暮らしを築いてきた人々~2
その1からの続き
見沼田んぼの前身・見沼溜井
伊奈氏代々のお墓がある源長寺にお参りし,赤山陣屋に戻ります.
東京外環自動車道と東北自動車道の交差する川口ジャンクションの東南側あたり,陣屋には新町口,越ケ谷口,安行口,鳩ヶ谷...続きを読む

自然と向き合い暮らしを築いてきた人々~1
伊奈氏がやってきた
江戸時代に入る少し前,1590(天正18)年に関東に移ってきた徳川家康に仕えていた伊奈(いな)忠次(ただつぐ)が,現在の伊奈町小室に陣屋を築きました.忠次と長男忠政(ただまさ)は関ヶ原の戦いに参戦しています.
...続きを読む

自然豊かな見沼 水の歴史2
土木技術の天才 井沢弥惣兵衛
江戸幕府の財政を立て直した享保の改革を行った徳川吉宗(米将軍とも呼ばれた)が,見沼田んぼの開拓のために故郷の紀州より呼んだのが井沢弥惣兵衛為永でした.その時井沢はすでに60歳を超えていました.
井沢...続きを読む

自然豊かな見沼 水の歴史1
豊かな自然を身近に感じることができる見沼.その源は水の歴史にあります.
縄文時代,見沼の地域は今よりもずっと海面が高く,東京湾ともつながる入り江でした.弥生時代に入って海面が下がると,いくつもの沼が残ります.これが見沼のはじまりです....続きを読む

みぬまちょこっとコラム始めます
みぬまの地域に関する歴史や史実などをご紹介していきます!