私たちが大切にしたいこと

100年後の未来を創る
さまざまな格差が広がり,生きづらさを抱えた人たちが増えています.
困っていても「助けて」と声を上げられない人たち…
自己責任を求める社会の中で孤立して生きることは,いのちにも関わります.
SDGs*は「誰も取り残さない」ことを目指していますが,それは取り残されている人たちの
存在に気づこうというメッセージでもあります.
誰かとつながり,孤立から抜け出し,ホッとできる場所や出会いの機会をつくり,
1人1人が自分を大切にし,他者を尊重する地域を目指します.
見沼の地域には,先人たちが大切にしてきた宝があちこちにキラッと光っています.
その宝を見出し,引き継ぎ,次代につなげていきます.
そして,この地域やそこに暮らす人たちのニーズを大切にし,地域をめぐり,
地域に居場所をつくり,違いを越えて重層的なつながりを創り続けます.
見沼の自然を守り,食とエネルギーとケアが地域で循環する仕組みを研究し,
それぞれの得手を生かした仕事づくりを進め,ソーシャルファームを地域の皆さんと創出します.
100年後にも人と人,人と自然のつながりが豊かに育まれる
しなやかで生きやすい地域の実現に向けて力を注いでいきます.
*SDGsとは・・・世界から貧困をなくし,持続可能な社会・経済・環境へと変革することを目指す.
2030年をゴールとして,17の世界的目標,169の達成基準,232の指標からなる持続可能な開発のための
国際的な開発目標を掲げ,先進国,新興国,途上国が共に取り組み,実現にあたって
「誰一人取り残さない」ことが謳われている国連で定められた目標.